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サークルレンズを振り返る

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カラコンのデザインのトレンドは今ではすっかりナチュラルなブラウン系のカラーです。

一斉風靡したディファインやフレッシュルックデリーズイルミネートを倒すべく北川景子さんがイメージモデルのアイコフレワンデーが現れ、一大勢力となりました。

当時(今もですが)、カラコンが普及するための最大の難点は眼科での取り扱いでした。どこぞのファッションカラコンをお医者さんが扱って、商品に問題でもあれば信用問題なのでなかなか最大手のメーカー以外は取り扱いがされないのが現実です。

アイコフレワンデーを作るシードさんは普通の視力矯正用のコンタクトレンズ(シードワンデーピュアとかワンデーファインとか)を作っているので眼科での導入も抵抗が無かったのかもしれませんね。

話がそれましたがサークルレンズそんなサークルレンズたちは着色直径(レンズの中で色がついてる部分)が黒目のちょっと大きいくらいです。

ワンデーアキュビューディフィンが12.5mm~12.8mm(色によって違います)、アイコフレワンデー12.8mm~13.2mm(色によって違います)

アイコフレワンデーはワンデーアキュビューディフィンよりも大きめを求めるユーザーがいると見てそれより大きめで展開したんですね。事実3色展開された中で最も人気が出たのは1番大きい13.2mmのリッチブラウンでした。

デザインはベースメイクが従来のサークルレンズ、リッチメイクはナチュラル系レンズなのにレース柄がデザインされていてレンズそのものを見たときは売れるのか?と思ったものです。実際につけてみるとレース柄はほぼ見えず、ナチュラルな奥行きを出す一因になってくれていますので、見事なデザインなのでしょう。

それから数年間、アイコフレワンデーからは派生の商品は出ましたが、新色は一向に追加されませんでした。そして5年ほどしてついに出た新色がグレースメイク。1番売れているリッチメイクのようなデザインの黒色バージョンです。

ぼほ進化していない!

でもアイコフレワンデーは売れているのです。なぜなら長い年月をかけてネット通販市場で値崩れしているからです。つまりメーカーは儲かっているのですが販売店舗はあまり儲かっていません。

なので、ユーザーはいるのですが後発のメーカーがこのあたりに似た商品を出しても爆発的に売るのは難しいので激しいデザイン競争が生まれません。

今いろんなレンズデザインがあふれてる市場はサークルレンズよりもう少し大きめの市場なのです。

 

 

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